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The Ash Tray                     花曇り

若宮の詩集


 
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不思議な生物

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夕暮れの満員電車

曇り始めた空より

小さな箱の奇妙な生物達の群れに興味を抱く

同じ服で同じ顔で

疲れていて

守っている巣へと同じ道同じ距離を帰る


朝になろうと昼になろうと夕暮れになろうと夜になろうと夜中になろうと

その不思議な生物達の活動は止まる事を知らず

活動拠点を変え働き続ける


本能なのか

守るためなのか

病なのかは定かではないが

その体が動かせる間に

恋をし共に過ごし愛の結晶と呼ばれる子孫を残し
自分がひたすら働いて蓄えた知識や財産は自分のためではなくなり

結晶に全て無くなるまで吸い取られ続ける

育て方を間違え中には裏切られ殺されるものまでいる


そしてやがてその役割を終え冷たい箱の中で目を閉じ手を結び運び出され空へ消えて行く

それで良かったのかなど

終えてみなければ分からない

だからこの不思議な生物達は


答えを探し続けやがて辿り着くのだろう

誰にも伝えられないままだから

誰にも残せない

今も誰も分からないんだろう


人生とはなんなのか

働いてもらって生まれて育って働いて生んで育てて働いてしかないんじゃないだろうか

そこからはみ出す事は死に近いのかも知れない

宇宙の中の刹那

たかがそれだけの人生


未来など
未来など

もう大まかに決まっているのに

どうやらうまく出来そうもない


そして電車は少し夜に包まれ始め

妄想から目を覚ます
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Author:shogo wakamiya
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